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テレサの伝言

-あなたの中の最良のものを-

人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなくやり遂げなさい。
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。
あなたの正直さと誠実さが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。
あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく作り続けなさい。
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。
けり返されるかもしれません。
でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。
                   ~マザー・テレサ~

秋に訪れた美しい沼は既に結氷の時を迎えていました。
脆弱な僕にとって、先人の言霊が沈みそうな心を支えてくれるのです。

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ときめきの開放

陸と湖が一体化した雪原を見ていると、徐々に開放感に包まれて、無垢だった子供の頃を思い出します。

雪原を渡る冷たい風を受けながら、ゆっくりと深呼吸をすると、何ものにも束縛されない自分を見たような気がしました。
未完成の零下

白の閉塞を遂げるまでの間、湖面を渡るマイナスの風が人々を遠ざけています。

氷の硝子は創造と拒絶を繰り返しながら、徐々にその厚みを増して、やがて揺るぎのない雪原の大地を完成させます。

波が立つと、氷同士の接触により、控えめな風鈴のような音色が届いてきて、少しだけ寒さを忘れさせてくれました。
インディゴの零下

身を切られるような寒風の中で、夕日が織り成す色彩の変化にしばし見とれていました。
湖畔を少し歩いてみると、水が滞留した入江では既に薄氷が張っています。
オホーツク海とつながったこの汽水湖は、遥か昔から人々に多くの糧を提供してきました。
7世紀から13世紀にかけて独自の生活様式を築いていた「オホーツク文化」の時代から、サロマ湖と並んで多くの天恵を人々にもたらしてきたはずです。
豊かな湖は、今日も静かに闇に溶け込み、ゆっくりと水温を下げてゆきます。
拒むエメラルド

先住民であるアイヌの民は、この湖を「年老いた沼」、オンネトーと名づけました。

その昔、この湖に初めて漁に来た男たちが、何の恩恵も得ることができずに皮肉をこめて命名したのでしょうか。

活火山の根底から湧いてくる硫黄が水にコバルト色を与え、同時に生物の営みも拒み続けています。

透明な水、茂る針葉樹林、遥かなる山々、徐々に僕の呼吸数が減ってゆきます。
寡黙なエメラルド

僕たちにも透明感に飢える時がやって来ます。
無意識に蓄積されてゆく煩雑な記憶を消化するには普遍の証を必要とします。

音も無く定温の蒼い水が湧き上がり、その色彩を太陽光線だけが調整しています。

魚は変わらぬ環境の中で何ものにも囚われません。
鳥は自由な飛行の後に翼を休めに降り立ちます。

充分に時間をかけて濾過された水は、今も同じ色を放ちながら輪廻を続けるのです。

蒼の置手紙

体の中を流れていた記憶の欠片が、深緑のミナモで形を蘇らせます。
完全に受動的となった僕の心は、細かにわき上がる影を消すことに疲れてしまいました。


あの頃は何も見えなくて、道端に咲く花を無視して君に触れていたかったのです。
でも、お互いをかばいあう優しさが、二人を弱くしましたね。
今、君がこの静かなほとりに立っていたなら、美しいと言って微笑んでくれるだろうか。


人が訪ねることもない静寂な湖は、消えたはずのメモリーを曖昧な鏡に映し出すのです。


蒼に抱かれる

汽水の湖は、海の色を湛えながら空を拒みません。
海風が低い丘陵を越えてミナモに侵入してきます。
知らない白の花は宿命を甘受しながら揺れています。

夏の終わりに押し寄せる情景のロゴスは怖いくらいに透明感を伴って僕を無力にしてゆきます。

吸い込む風の中に潮の匂いを確かめながら浸透してくる蒼に身を任せていると、僕がまとっている余計なモノが消滅してゆくのです。

時計を外して

降り注ぐ青の光線は水面に反射して空間を明るく温めています。

絶えない森林の光合成は酸素濃度を上げて呼吸を楽しくさせます。

気まぐれな風は髪を撫ぜ、訪れた人に微笑を残します。

そして純粋な水は、穏やかな波を創りながら、いかなる人をもやわらかく受け止めています。

今、望むものはこの情景以外に何もありません。

この瞬間を連ねていられること、未来永劫にわたってこの湖が存在すること、それだけで僕には充分すぎる糧となるはずです。

混沌とした眠れぬ夜には、愛おしい青い水の残影が僕を包みこんでくれると思うのです。


時計を外して?

焦がれていた秘境の湖を目にした瞬間に、僕の胸の中で急速な緩解が始まりました。

空の青を、水面はより深い青で受け止めています。
強い陽射しと微弱な風は肌を乾燥させて、遅れてきた夏に心は踊り続けます。

1年ぶりにディンギーに乗り込むと、湖を巡回する風を帆がつかみ、ゆっくりと音もなく沖へ進み出しました。

右手でセイルロープを張り、左手でラダーを調整しながら体重移動でディンギーを安定させます。

やがて帆に風が蓄えられた時、船は風と同じスピードへと加速し、すべてのしがらみを解き放ちます。

時間を忘れ、風だけを感じて、僕の心は微笑み続けるのです。



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196×年生まれの男 東北海道在住 ☆好きなこと~登山、カヌー、写真 ★嫌いなこと~団体行動

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