FC2ブログ
あなたが疲れた時 ちょっとだけトラバースしてご来店ください。 北海道の多彩なメニューがあなたを癒します。 飲み物はご持参くださいね♪
ときめきの開放

陸と湖が一体化した雪原を見ていると、徐々に開放感に包まれて、無垢だった子供の頃を思い出します。

雪原を渡る冷たい風を受けながら、ゆっくりと深呼吸をすると、何ものにも束縛されない自分を見たような気がしました。
スポンサーサイト
冷静な無垢

突然遭遇したその子は、目を逸らすこともなく、臭覚と聴覚の能力を最大限に発揮して状況を判断しています。
僕は少しだけ目を細めて微笑みを作ろうと努力してみました。
数秒の対峙の後、ゆっくりとカメラを構えてシャッターを切った時、僕はその子の溜息を聞いたような気がしました。
「ツキアッテラレナイヨ」 そう言わんばかりに林の方へ反転して姿を消してしまいました。
人間と野生とでは、生への必死度が違いすぎることを教えられた気がします。
導きのシャンツェ

突き抜ける直線路で、ギアをニュートラルに入れて慣性に任せてみると、車は自然な加速を伴い目的地に引き寄せられてゆきます。

白をまとった正面の山が「大丈夫ですよ」、そう言って微笑んでいるように思えました。

行く先への不安が消滅したころ、ギアを「D」に戻してエンジンブレーキを効かせ、ささやかな僕の冒険を終えました。
未完成の零下

白の閉塞を遂げるまでの間、湖面を渡るマイナスの風が人々を遠ざけています。

氷の硝子は創造と拒絶を繰り返しながら、徐々にその厚みを増して、やがて揺るぎのない雪原の大地を完成させます。

波が立つと、氷同士の接触により、控えめな風鈴のような音色が届いてきて、少しだけ寒さを忘れさせてくれました。
インディゴの零下

身を切られるような寒風の中で、夕日が織り成す色彩の変化にしばし見とれていました。
湖畔を少し歩いてみると、水が滞留した入江では既に薄氷が張っています。
オホーツク海とつながったこの汽水湖は、遥か昔から人々に多くの糧を提供してきました。
7世紀から13世紀にかけて独自の生活様式を築いていた「オホーツク文化」の時代から、サロマ湖と並んで多くの天恵を人々にもたらしてきたはずです。
豊かな湖は、今日も静かに闇に溶け込み、ゆっくりと水温を下げてゆきます。
冬への困惑

白に覆われた大地にキタキツネが鎮座していました。

一点を見つめたまま全く動こうとはしません。

その子の大きさから考えて、初めてか2度目に経験する冬のはずです。

去年の冬はお母さんと一緒だったのでしょうか。

この地では、厳冬期の試練を乗り越え続けた者だけが、春の息吹に触れることができます。
拒むエメラルド

先住民であるアイヌの民は、この湖を「年老いた沼」、オンネトーと名づけました。

その昔、この湖に初めて漁に来た男たちが、何の恩恵も得ることができずに皮肉をこめて命名したのでしょうか。

活火山の根底から湧いてくる硫黄が水にコバルト色を与え、同時に生物の営みも拒み続けています。

透明な水、茂る針葉樹林、遥かなる山々、徐々に僕の呼吸数が減ってゆきます。
// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 ひとり静か cafe all rights reserved.
彼女にチャイを!

彼女にチャイを、僕にバランタインを

マスターについて

196×年生まれの男 東北海道在住 ☆好きなこと~登山、カヌー、写真 ★嫌いなこと~団体行動

ビバーク

Author:ビバーク
飲み物片手に遊びに来て下さいね♪

北海道の情景を発信しています。

最近のメニュー
当店の水槽

今日はどんなお魚が泳いでいるのかな。

お好きなメニューは?
最近のコメント
FC2ブログランキング

あなたの心が揺れたならポチッと押してくださいね♪

FC2ブログランキング

月別アーカイブ
QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数
ブロとも申請フォーム
大好きな部屋です
カレンダー

11 | 2007/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

今の時刻

天気予報


-天気予報コム- -FC2-